Q&A事典

石橋社長はどんな経歴なのか、興味津々です。

私が話し始めると、漫才みたいになるし、マザーテレサのことばかり言うから、初めての方は、きっとびっくりされるでしょうね。

 生い立ちから少し話します。1941年、つまり第二次世界大戦が続いていた戦中の昭和16年12月11日に、徳島県小松島市で生まれました。
父を戦争で亡くし、母子家庭で育ちました。終戦直後は、とても貧しく、母には大変な苦労をかけました。

 ある日のことです。
「おかあちゃん、お腹すいた…」
 私がそう言うと、母はどこでどう工面したのか、1個のパンを手に入れて、差し出してくれました。
「ものすごく無理をしたんだろうなあ…言ってはいけないことを言ってしまった。おかあちゃんも、ひもじい思いをしているのに…」
 子ども心に、そう思ったものです。お腹を満たすために、井戸の水を飲んでいる母に、パンを一片ちぎって渡したことを今でもはっきりと覚えています。

 地元の小学校、中学校を経て徳島市立城東高校に入学し、なんとか卒業しました。貧しさもあって大学への進学はあきらめ、国立徳島大学教育学部の聴講生になりました。
 1962年、昭和37年の 21歳の時、徳島市で暮らしていたころ、カソリック教会を訪れ、洗礼を受けてクリスチャンになりました。
20代は、徳島市などで商業デザインの仕事やモデルの仕事に従事しました。
 そう、モデルだったんですよ。海岸を歩いていたら、モデルを使って撮影している人がいて、その人が「ちょっときみ」といって近づいてきて、「今、モデルが足りないんだ。やってみないか」とスカウトされたのです。

 通っていた教会でマザーテレサの映画を鑑賞して、世界平和に通じるボランティアを生涯のテーマにしようとの思いをあたため始めたのもこのころです。
 大阪市に出たのは1971年(昭和46年)、 30歳の時でした。一般企業で営業や販売の仕事をしながら、起業のチャンスを模索しました。
 そして10年後の1981年(昭和56年)、 株式会社「石橋物産」を興し、社長に就任。自然食品(健康食品)の卸業などを行う一方、当時、社会問題になっていた化粧品公害を憂慮して、天然系原料の化粧品を販売する「化粧品会社」を設立しました。
 1989年(平成元年)に初めて「エルセラーン」の社名を使い、業績を伸ばしました。「自家用飛行機を購入して全国を飛び回った」のは、このころですね。
 2005年(平成17年)に石橋物産と合併し、現在のエルセラーン化粧品が誕生。
 こうした経緯があったなかで、エルセラーン化粧品の創業は、石橋物産の創業年である「1981年」としています。


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