過去紹介分(10)成田恭子・大塚喜美江 キャプテン
エルセラーンのポリシーや商品をメンバーさんたちにお伝えして正しい生き方を広め、商品販売の収益の一部を率先してボランティア活動に寄付されているのが、全国で活躍するボランティアキャプテンたちです。どんなお仕事内容なのか、どんな日常を過ごされているのかを話題のキャプテンたちにお聞きしました。
成田恭子キャプテン(1960年生まれ)
(1991年豊田キャプテン会所属)
2校目達成で意識に変化
■人間成長できるエルセラーンが魅力的
20代の終わりごろ、音楽仲間がエルセラーン化粧品を教えてくれました。化粧品が石油からできているという事実にショックを受け、「安全なもの・環境によいものを」と使い始め、2年ほどして「特別ゼミナール」(通称・特ゼミ)に参加したんです。3日間のメニューを受けるうちに「やれば、みんな出来るんだ」ということを実感しました。
小1と幼稚園に通う娘たちの子育て中で大変な時期でしたが、頭で考えるより、まず、やりましょうという気になり、その勢いでキャプテンに昇格しました。実の両親と同居していたので、母が子どもの面倒をみてくれたのも大きかったです
私は四位一体のポリシーの中でも、特に「生涯心を磨く」にとても惹かれています。「主観・客観」の物の見方、考え方、その元になる「唯心・唯物」の生き方が人間成長していく上での糧になっています。
昨年12月でキャプテン歴30年。「少しは階段を昇れたかな」と思いつつ、まだまだ昇っていくべき階段の数の方がずっと多いですね。
★成田恭子キャプテンのプロフィール★
出身地:愛知県豊田市。夫を婿養子に迎えたので、ずっと実家暮らし。
血液型:O型。自己分析は「さっぱり型であまりくよくよ考えない。エルセラーンで勉強し、さらに前向きな性格になった」。
家族:パートナーである娘二人は嫁ぎ、今は実母、夫、猫3匹と暮らしている。3人姉妹の末子で、長女はパートナー、二女は宮本育代キャプテンというエルセラーン一家だ。
特技:小2からピアノを習い、短大卒業後は10年間ほど音楽教室でピアノ講師をしていた。しかしキャプテン昇格で講師をやめ、長らく弾いていないという。
趣味:映画を観るのが好きで、特にミュージカル映画や『スターウォーズ』シリーズの大ファン。TV番組はNHK『ドキュメント72時間』などのノンフィクションものをよく見る。旅行も好きだが最近は行けていない。
■学校建設が常に意識の中に
2016年1月、ネパールで成田小学校の開校式に参加しました。他のキャプテンの開校式にも参加していたのでネパールは3回目。開校式の雰囲気は分かっていたつもりですが、自分の名前のついた学校となると全然違いますね。すごくうれしくて夢見心地で舞い上がっていました。
現地の子どもたちの踊りの輪に混ぜてもらって楽しくダンスをした記憶はありますが、挨拶やオイルランプの儀式、テープカットなど役割も多くて、村人総出のお祭り騒ぎをゆっくり見る間もなく、アッという間に終わった感じでした。もっと長い時間、あの場にいたかったですね。同行していた主人も心に響くものがあったのか、エルセラーンに対する態度はこの日を境にガラッと変わりました。
昨年8月のキャプテンの勉強会で「新たな学校建設を始めよう」という意欲が湧き、12月には2校目の学校建設条件を達成できました。学校建設はエルセラーンの仕事をするうえでの私の目標になっています。2校目が決定して、より一層、学校建設をやり続けていきたいという思いが強くなりました。私の意識の中に〝学校建設〟が常に存在するようになったと思います。
■共感できるエルセラーンの仲間たち
私が人間成長していく上で、なくてはならないのがエルセラーンの仲間たちです。ボランティアのこと、環境のこと、今、世界で起こっていることなど、共感しながらお話できます。とても話し甲斐のある人たちで、自宅のサロンでお茶を飲みながらエルセラーンの話をしています。子育て中は、学校帰りの娘をご近所のメンバーさんが預かってくれたことも何度かあるんですよ。
キャプテンたちも素晴らしい方ばかり。私にはない良いところをたくさんお持ちなので、「あれも身に着けたい」、「これも身に着けたい」と真似ようとするんですけどね…。 昨年前半は愛知県のキャプテン会が〝愛知V1〟(年間表彰の県別平均1位)を目ざして盛り上がり、私も少しでも貢献しようと頑張りました。後半は学校建設を目指した結果、初めて『ジュニアエグゼクティブキャプテン』という年間の称号を頂きました。メンバーさんたちの応援があったからこそです。
■新フリップチャートで学校建設を加速
昨秋に登場した新フリップチャートは会う人、会う人に読ませていただき、エルセラーン活動の力になっています。「学校建設をしたい」という私の気持ちをメンバーさんにも伝えやすくなりました。言いたいことがすべて書いてあって、読めば相手に伝わるのですから。学校建設を3校目、4校目と増やしていって、そのことで世界の子どもたちに幸せになっていただきたいと願っています。
メンバーを増やすために、若い世代へのアプローチも強めていきたいですね。そのためにはサロンミーティングを積極的にしていこうとキャプテン会でも話しています。メンバーさんからお嬢さんたちにも声を掛けてもらうように意識しています。
これから新しく出会う方には、「正しいものを選んでいく良い生き方を一緒にしてみませんか」とお誘いしていきたいです。
(インタビュー2022年5月)
大塚喜美江キャプテン(1954年生まれ)
(1991年福井キャプテン会所属)
サロンミーティングで〝縦掘り〟を実践
■エルセラーン専従が転機に
エルセラーンとの出合いはママ友から化粧品を紹介されたことです。田舎なので近くに化粧品を買える店がないこともあり、試してみると使い心地が軽く、顔につけている感覚がしませんでした。気に入ってすぐパートナーになりました。
1年ほどたち、〝潜在能力の開発〟というエルセラーンの勉強会「特別ゼミナール」(通称・特ゼミ)に参加。斬新なプログラムに「エーッ」と驚き、気が付けばキャプテンになっていました(笑)。
機械輸出会社の経理担当の仕事をしながら子育てをしていたので、エルセラーンの仕事は夜と土・日が中心。それでもエステをしながら友人と話すのが楽しみで二足のわらじ生活を10数年も続けました。
転機は会社を定年退職した60歳のときです。エルセラーン専従となり、平日の明るい時間帯に友人宅でポリシーや商品をお伝えできることがとても新鮮で、見える景色が違っていました。それが2016年11月、カンボジアでの大塚小学校開校式につながりました。
★大塚喜美江キャプテンのプロフィール★
出身地:福井県鯖江市。車で数十分の距離の越前市へ嫁いだ。
血液型:O型。自己分析は「あまり、くよくよしない。頼まれたことは嫌といわない」。
家族:夫、長男夫婦、孫の6人家族。長女は嫁いで独立している。
趣味:美術館巡り。TVやビデオで007シリーズなどのアクション映画、刑事ドラマを見ること。YouTubeのレシピを見ながら料理を作ること。
特技:全商簿記1級の資格を持ち、キャプテン会では会計を任されている。茶道・裏千家は嫁入り修行と頑張り、書道は4段の腕前だが「昔の話」と謙遜する。
マイ・ブーム:毎朝30分のウォーキング中に面白い形の雲をスマホで撮ること。画像は数百枚たまり、同じ趣味のキャプテンと交換している。
■言葉の壁を越える開校式の感動
大塚小学校の開校式には、カンボジアの村の人たちがおじいちゃん、おばあちゃんから子どもたちまで、本当にたくさん集まっていただき、みなさんの喜びをひしひしと感じました。子どもたちが作る人垣の間を歩いて校舎へ向かうと胸にこみ上げるものがあり、「建てさせていただいて良かった」と思いました。現地のみなさんと一緒の空間にいて、喜びを分かち合えたことが感動でした。
山奥に住む子どもたちは日本人を初めて見たと思いますが、人懐こいんですよ。私たちと手を握り踊ったりして、言葉の壁は関係ありませんでした。「学校へ通いたい」という子どもたちの熱い気持ちが現地に行ったからこそ体感できたと思います。
日本は学校があるのが当たり前の幸せな環境にありますが、もしかしたら私たちも最貧国の学校がないような地域に生まれていたかもしれません。少しでも最貧国の子どもたちのお力になれれば嬉しいです。
■私の三種の神器
昨年秋、新しいフリップチャートが登場し、社員さんに出向いていただける少人数制の「サロンミーティング」がスタートしました。私も3回開催しました。創業40周年を迎えた春に発行された記念冊子も含めた3つを活用することでメンバーへの伝わり方がすごく良くなっています。 それまでも同じ内容を言っていたつもりでしたが伝えきれていなかったんですね。私、おしゃべりが大好きで余計なことを言いすぎて時間切れになり、重要なことが漏れていたんだと思います。
新フリップチャートでポリシーや商品を簡潔に伝える。社員さんが商品をより深く説明する。記念冊子でエルセラーンのSDGsを的確に伝える。城戸啓子キャプテンや西川千夏子キャプテンがよく「会社の言う通りにしているだけ」とおっしゃる言葉の意味を今、実感しています。
パートナーからの紹介で新しい方に出会う〝縦掘り〟が進んでいます。大事なのは、サロンミーティングに誘いっぱなしではなく、その次の行事へいかにつなぐかですね。今は新しい出会いが楽しくて、お伝えした方が「エルセラーン化粧品」を使えばきれいになられ、「エルセラーンの水」を飲めば元気になられる変化を拝見するのがうれしいです。
■子キャプテンをどんどん作りたい
昨年10月でキャプテン歴30年になりました。キャプテンに昇格したころはボランティアがなぜ世界平和につながるのか理解できませんでしたが、何回も勉強会へ通ううちに納得できました。私が長年、勤めた機械輸出会社は売上高こそ大きかったのですが、エルセラーンの夢と希望に満ちたスケールの大きさの違いに驚いたことを覚えています。
私自身の学校建設は今年5月で2校目の条件を達成しましたが、今後も1校ずつ上の数字を目指していきたいと思います。そして、また現地での開校式に行って子どもたちと触れ合いたいです。
夢は子キャプテンをたくさん作ることです。今は野村道代キャプテンひとりだけですが、二人目、三人目と増やしていきたいです。
(インタビュー2022年5月)