過去紹介分(15)小林尚子・藤井千夏キャプテン
エルセラーンのポリシーや商品をメンバーさんたちにお伝えして正しい生き方を広め、商品販売の収益の一部を率先してボランティア活動に寄付されているのが、全国で活躍するボランティアキャプテンたちです。どんなお仕事内容なのか、どんな日常を過ごされているのかを話題のキャプテンたちにお聞きしました。
小林 尚子キャプテン(1959年生まれ)
(2008年栃木キャプテン会所属)
開校式で強まったメンバーとの絆
■〝内〟からも美しくなるためキャプテンに
父を亡くした28歳ごろ、精神的に落ち込んだせいか肌がひどく荒れました。勤め先では受付業務をしていたので荒れた肌を見られるのが嫌で、いろいろな皮膚科を試していたとき、会社の先輩が紹介してくれたのがエルセラーン化粧品です。宇都宮の講習会でサンプルをいただき、良さを実感してすぐパートナーになりました。
でも、3年ほどして直上がキャプテンを降りられ、催しなどへのお誘いもなくなりました。私がちょうど勤めを辞めて実家の農業を手伝い始めたころで、その後、十数年間は商品を使うだけの状況が続きました。
転機は2008年に訪れました。まず、実家の農業を継いだ弟が結婚して、他社の化粧品を使っていた妻(義妹)にエルセラーンを勧めたことです。私、姉、妹、義妹の4人が使うことになりました。私は渡辺なつ美キャプテン(栃木キャプテン会)のパートナーとなり、勉強会やフェスティバルへ参加するようになりました。
そして名古屋のホテルで開かれた勉強会「美肌研究会」で、石橋会長から「肌は体の内(健康食品や水)からも外(化粧品)からも磨かないときれいになりません」という話をうかがい、健康食品をお安く使うにはキャプテンになった方がいいかなと考え始めました。渡辺キャプテンからも「エルセラーンにちゃんと関わることで、周りの人たちにいいことがいっぱい起こるよ」とキャプテン昇格を勧められました。
弟夫婦と3人で作業している実家の農業から私が抜けると回らなくなる…というためらいも義妹の言葉が消し去ってくれました。
「おねえさんの人生、ここの手伝いばかりでいいんですか?」
★小林 尚子キャプテンのプロフィール★
出身地:栃木県出身。山梨県の短大に進み、横浜市で就職して2年後に郷里の自動車部品メーカーへ転職。実家の農業手伝いを経てボランティアキャプテンとなった。
血液型:B型。干支は亥(いのしし)で自己分析は「攻め強いが打たれ弱い」。心配事があると胃腸を壊すという。
家族:職場の同僚だった夫と2人暮らし。今年8月まで足掛け19年間、単身赴任をしていたため、妻がキャプテン業をしていることをはっきりとは認識していなかったという。
趣味:43歳から始めたゴルフは、近くに練習場があったおかげでハーフ40ぐらいまで上達したがキャプテン昇格とともにキッパリとやめた。
「二宮金次郎」と呼ばれるほど本を読むのが好きだったが、老眼で小さい活字を見るのが辛くなり、最近はあまり読んでいない。
日課:小学校高学年~高校まで器械体操・新体操に熱中した体育会系気質で、今も体を鍛えることが好き。バランスボールに座ってリラックスしたり、夕方、田んぼの畦道を早足でウォーキングしたりしている。
■会長の助言が学校建設へ
キャプテンになってからは、勉強会に参加するのがとても楽しくなりました。主観・客観などの実践哲学のトークに「そうだ、そうだ」とうなずき、石橋会長のおっしゃるように生きられたらいいなぁ、と思いながらいつもお話をうかがっています。
会長は〝宇宙人〟?と思う時があります。全部をわかった上で、相手をひとりひとり見て、その人に一番刺さる言葉をポンとおっしゃる。短い一言なんですが、すごく深くて気持ちをグッと上げてくださいます。
私はエルセラーンの成績がなかなか伸びず、特別ゼミナールに参加して会長に「私、迷路に入っているんです。どうしたらいいでしょうか」と質問したことがあります。会長は一言、「成績を上げなさい」とおっしゃいました。自分なりに意味を一生懸命考えました。私の性格は打たれ弱く、失敗を恐れるあまり、いろんなものに手を出さないんです。でもチャレンジしないと成績は上がりません。ものすごく深い言葉だったんです。
《よし、チャレンジしてみよう》
数少ないメンバーさんたちに初めて「学校建設をやりたいから、よろしくお願いします」と頭を下げて回りました。仲間のキャプテンたちからは「よく、そんなメンバー数で学校建設をするといえるよね」とあきれられましたが、メンバーのみなさんが協力してくれて成績が上がり、建設条件をクリアできたんたんです。
無理だと思い込んでいた自分自身が一番驚きました。全国リーダーキャプテン会の場では「在庫ない、お金ない、メンバー少ない。ないない尽くしでも何とか達成できました」と報告して、みなさんの爆笑を誘いました。
■結束強めた学校建設
今年8月、ホテル エルセラーン大阪で開催されたサマーフェスティバルで、ラオスの小林小学校の開校式に参加しました。現地の子どもたちのうれしそうな映像を見ながら式典の入場門をくぐると思わず涙が溢れ出ました。そして、一緒に参加したメンバーのみなさんがすごく喜んでいる姿を見て、「私以上に開校式を待ってくださっていたんだ」と実感しました。
開校式に参加いただいたメンバーのみなさんとはその後、グループLINEを作り、連絡を取り合うようになって不思議な絆が生まれています。学校建設事業ってすごいことだな、と改めて思いました。そのメンバーさんたちが原動力となり応援してくださって、開校式翌月には再び1,000万円を達成できました。
コロナ禍が収まったら現地へ行って子どもたちと交流したいね、とメンバーのみなさんが口を揃えておっしゃいます。ホテルでの開校式でも涙ぐむぐらいだから、現地へ行くときはバスタオルを持っていきます(笑)。
■目指すは〝お伝えできる自分〟
直上の渡辺キャプテンとはキャプテン歴が約20年も違うので、私がダメなときは「ダメ」とちゃんと叱り、日々、叱咤激励してくれます。エルセラーンをちゃんとお伝えできる自分になれば、少しでもみなさんのお役に立てるのかなと思います。それが最初にキャプテンを目ざした理由ですから…。
キャプテンの勉強会「NBC養成ゼミナール」で最近、商品ごとの勉強をしています。エルセラーンの「水」の説明をやらせていただき、人前でも出来るという確信が持てるようになってきました。チャレンジさせていただける場がNBCなので、いろいろと失敗しながら体で覚えていきます。
私は傘下のメンバー数がまだ少ないので、エルセラーンをきちんとお伝えしてメンバーさんの数を増やしていきたいです。今いらっしゃるメンバーさんの、その先の方たち、娘さんやお孫さん、お嫁さんたちを見据えて仕事を続けようと思います。それが未来へ! エルセラーンのお仕事が目指す世界平和への道に! 繋がっていると思うから。(インタビュー2022年10月)
藤井 千夏キャプテン(1965年生まれ)
(2019年大阪キャプテン会所属)
〝幸せの花が咲く種〟をまきたい
■光を与えられる人に
結婚して半年で夫が東京勤務となり、関東へ引っ越しました。音楽教室でエレクトーンの講師をしていた時、同僚に誘われて行ったホームパーティで頂いたシャンプーのサンプルが気に入りすぐにパートナーになりました。27歳の時のことです。
1997年母が交通事故で亡くなり、主人を単身残し父と暮らすため3歳の娘を連れて大阪に戻り、慌ただしく毎日を過ごしていました。そんな中、実の姉のように親しくさせて頂いております西澤沙織さんが繋いでくださった西川千夏子キャプテンから、時々お電話を頂き「桂」でお食事したりしていました。
2018年父が心筋梗塞で倒れICU(集中治療室)へ運ばれました。命はとりとめたものの寝たきりになってしまった父の機能回復に悩んでいた時に、とても素敵な女性に巡り会いました。彼女の「1人で悩んできたの?よく頑張ったね。これからはひとりじゃないよ。」の言葉に一筋の光が差し、支えられ、「私もこの人のように誰かに光を与えられるような人になりたい。」と思い、西川キャプテンに「キャプテンになろうかな」と2019年2月に相談。だったらスプリングフェスティバルに行ってどんな会社か自分の目で確かめてと言われて、西川キャプテンが参加できない中1人でフェスティバルに行きました。
ここでなら人間成長ができる!と確信し、そこからが私のエルセラーンのスタートになりました。もっと知りたくなり「メイクレッスン」、主人と『水』や『黒ガリン』の講演会に行き商品の良さも知りました。西川キャプテンからはエルセラーンで凄いことがあるから9月にキャプテンに…ということでその理由もわからず素直に頷きましたら、なんと!糸谷社長の社長就任と時を同じくしてキャプテンになることが出来ました。娘から「これから残された人生、ボランティアのために生きるのも素敵ね。」と後押しされたのも心強かったです。
★藤井 千夏キャプテンのプロフィール★
出身地:大阪府出身。
血液型:B型。周りからは「人に対して分け隔てがなく裏表がない」「とにかく明るい」と言われる。
家族:娘は長野県で薬剤師をしており、今は夫と2人暮し。父と一緒に暮らすため、またメンバーさんが集まるサロンを…と年内には自宅を新築完成予定。主人が「先行投資だと思いなさい」と言って建ててくれた家&サロンがとても楽しみ。主人に感謝しています。白いプードル2匹が癒し。
趣味:料理、寄せ植えなどのガーデニング。
特技:手芸・裁縫など物作り。フィギュアスケート選手の衣装のデザイン&製作を手掛けている。
■会長の実践哲学で心磨き
キャプテンになってその月にNBCに参加しましたが、それが私にとってエルセラーンでの初めての勉強会でした。こんな勉強ができるなんてキャプテンになって良かったというのが最初の感想です。その次に特ゼミ、ホームパーティ研究会…どの勉強会も楽しくいつもウキウキワクワクで、このような気持ちをお友達にも味わってもらいたいと思い、まずはフェスティバルにお誘いをしています。
先日はその中のメンバーさんが話し方教室、スキルアップゼミナールへと参加され、エルセラーンの素晴らしさを感じてくださった事とても嬉しく思っています。アファンの森やFM千里の社長の生ラジオの応援にもメンバーさんと共に行かせて頂き、地球環境を守ることやボランティアの大切さを感じさせて頂いております。
石橋会長の実践哲学をお勉強できるのがとても楽しく、<勉強→生活の中で当てはめて実践→問題点を見つけ疑問を持ち→勉強会で修正→納得して帰ってまた実践>を繰り返しています。エルセラーンの四位一体のポリシーのひとつは「生涯心を磨き続けよう」人として成長できる仕組みが素晴らしいと思います。
父に小さい頃から言われていることがあります。
《お金ははどんなに貯めても一瞬でなくなるが、積み重ねた良い人間関係は永遠の財産になるよ》
《上に向いて吐いた唾は自分にかかる。人の悪口を言っちゃだめだよ。》
この言葉が父からもらった宝物です。今、エルセラーンで石橋会長にたくさんの宝物の言葉を頂いています。感謝しております。父はその後も2回も倒れ今は施設に入っていますが、どんな状況でも笑顔で進んでいけるのはエルセラーンのおかげだと思います。会長からは「いつも笑っているね」娘からも「最近ママは楽しそうだね」と言われています。
■素直な気持ちが新人グランプリに
キャプテンになり最初に頂いた、西川キャプテンからの「同志だと思ってるからね」という嬉しい言葉が心に刻まれています。そして、「新人グランプリ賞は一生に一度の事だからとろうね」の言葉に素直に「はい❤️」と受け止められたことが今に繋がっていると思います。2020年サマーフェスティバルで念願の新人グランプリ賞を頂きました。一般部門のグランプリ賞は西川キャプテンで、親子でも嬉しいダブル受賞でした。
私という存在を多くの方に知ってもらえるきっかけともなりました。全国のキャプテンさんやメンバーさんに声をかけて頂けて嬉しいです。
これからも素直であることを心がけ、温かく見守ってくださる糸谷社長のもとで生涯心を磨いていきたいです。
千夏ちゃんと出会えてよかったと言ってもらえるような人になれるように頑張ります。
■学校建設でつながった小学校時代の夢
糸谷社長就任と共にキャプテンになり、3周年となる2022年9月に学校建設1校目を決定しました。やっとスタートラインに立てたという気持ちです。西川キャプテン曰く、キャプテンになってすぐに「私、学校建設するわ!」と宣言していたらしいです(笑)実現出来て良かったです。小学校の卒業文集に将来の夢を「世界中の子供たちにエレクトーンを教えて回り、音楽の力で子供達を笑顔にすること」と書きました。その夢は学校建設へと繋がっていたんだなぁと感じています。1000校を目指して…私も2校目の夢に向かってまた皆さんと階段を上っていきたいです。
私がキャプテンになって良かったと思う気持ちを素直に伝えていくことが出来れば、エルセラーンの素晴らしさを広めていけると信じています。エルセラーンでは、正しく生きていくために必要である基本をいつも教えて頂いています。
石橋会長、糸谷社長が導いてくださる中、唯心の生き方を実行されておられる仲間と共に夢に向かって歩める人生はとても幸せです。この幸せを多くの方に味わってもらいたいなぁと思います。1度しかない人生エルセラーンと共に豊かな人生にしませんか?
私は「この人に幸せになってもらいたい」と願えるメンバーさんたちがいるから頑張れます。メンバーさんに「ありがとう」と言われる瞬間が1番嬉しいです。この出会いを大切にしていきます。そして、愛で包まれたエルセラーンで学び、優しい愛で人を包んでいけるように…〝幸せの花が咲く種〟をまいていきたいです。(2022年10月寄稿)