ボランティア

【メモリアル】黒田小学校 ター・セイ【開校式】

福井県のボランティアキャプテン 黒田千恵子さんは、2014年11月21日、カンボジアのター・セイ村にいました。日本にいたら年の瀬の足音が聞こえてきそうですが、この日は炎天下、子どもたちと“黒田小学校”開校を喜びました。





校門をくぐると生徒たちが花道で歓迎してくれます。
黒田さんも手を合わせて、ご挨拶しながら進みます。
その先には開校式会場のテントがあります。





テントに着くと僧侶の読経が始まります。
カンボジアは上座部仏教が主流です。
手を合わせ、頭を下げる一行に僧侶が花を投げます。





読経が終わり、テントの下では舞台転換。
この間にカメラを向けると、子どもたちは一様に、珍しそうにこちらを見ながら、手を合わせてごあいさつ。
「お客様をきちんとお迎えしなさい」
先生方にそう言われていたのかもしれませんね。少し緊張しています。





生徒代表のあいさつ。
カンボジアの「生徒代表あいさつ」は独特で、3人が前に進み、ごあいさつを読み上げるのは中央の1人だけです。





黒田さんのごあいさつスピーチです。
「この学校には800人の生徒さんが通うと聞いてびっくりです。仲良く励まし合いながら勉強して、大きな夢をかなえてくださいね」





郡教育局長から記念メダルの授与です。
1%クラブ代表 糸谷社長が拍手で見守ります。





黒田さんご一行から生徒へ学用品のプレゼント。
ノート、鉛筆、消しゴムなどをひとりずつパッケージしています。





新校舎のリボンカット。
カンボジアではおなじみの幅広のリボンです。
参加者がひとりずつ、少しずつハサミを入れます。
最後にスパッと切り分ける大役は黒田さん。
緊張の面持ちですね。





新校舎の教室です。
電灯はありませんが光がたくさん入って、勉強しやすそうですね。





校舎の前で記念植樹です。
ひとりずつ土をかぶせ、水を撒く。
最後に黒田さんが締めくくります。
子どもたちも、福井ご一行も心配そうに見つめます。




「今日みなさんからいただいた歓迎の御礼に、歌をうたいます」
黒田さんたちが飾りをつけて登場しました。
炎天下、半袖で歌うクリスマスソング。
カンボジアではどんなクリスマスなんでしょうか。





子どもたちがリラックスした笑顔を見せてくれます。



カンボジアという国で生きるこの子たちが、夢を持って生きてくれることを願います。





黒田小学校 カンボジア ター・セイ


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