5時間の道中、休憩に立ち寄ったレストランはメコン川沿い。
山、川、空。嘆息が漏れそうな景色に抱かれたラオスに、親しみを覚えます。
休憩地点からさらに車は走ります。
舗装された道を、ドライバーが飛ばす飛ばす。
ガイド曰く「いい車を手配してもらえたから、張り切っているんですよ」とのこと。
ガイドに促され車を降りると、村人たちが花道を作って待っていました。
子どもも大人も一様に、珍しそうに、少し照れ臭そうにこちらを見ています。
開校式が始まります。
柴田さんを先頭に花道を歩きます。
花束を渡してくれる子、ラオスと日本の国旗を振る子。
先生に「こうするんだよ」と教わった役目を果たすのに一生懸命です。
歩きながら、柴田さんの手には花束が山とばかりに。
最終的にはTOP画像のように、両手に胸に、抱えきれなくなりました。
「ラオスの子どもたち、面白いですよ。私が花を、もう持たれへんぐらい持っていても、持ってきてくれるんです」
一行が花道を歩き終え、式典の席につくと、子どもたちも所定の席へ。
その隣に、ラックハーシップ村に完成した新校舎。柴田小学校です。
子どもたちも喜んで勉強してくれそうです。
旧校舎は木組みの柱と壁に、トタン板1枚を乗せただけの簡素なものでした。
ラオス式の「笙(しょう)」の演奏から始まりました。
日本(雅楽)では顔を覆うように立てて演奏しますね。
ラオス式の演奏法に、日本の一行からは驚きの声が出ました。
エルセラーン化粧品 教育部 向井部長が、1%クラブ石橋顧問、糸谷代表のごあいさつを読み上げます。
書中では翌日訪問の片山小学校を含め「今回のラオス訪問で学校建設170校」となったことに触れました。
柴田さんのごあいさつです。
「今日日本から一緒に来た人たち、そしてここに来られなかった私たちの仲間も、日本でみなさんを応援しています」
柴田さんから学用品のプレゼント。
ノート、鉛筆、サッカーボール。
「この学校でいっぱい遊んで、いっぱい勉強してね」
歓迎のお礼に日本人一行も歌をうたいます。
学校建設テーマソング「白いノート」と
「しあわせなら手をたたこう」
子どもたちも一生懸命真似します。
生徒代表のごあいさつ。
「私たちは毎日休まずに学校に通っています。そして毎日、友達と一緒に学校の掃除をしています」
覚えたてのラオ語で話してくれました。
(ラオ語はラオスの公用語ですが、少数民族の村はその民族の言葉を使うため、学校で習って初めてラオ語を話せるようになります)
予定にない「村からの記念品」をいただきました。
村の代表者が、たくさんある中から柴田さんに渡しました。
「私の顔によう似たのを選んでくれた気がします」
生徒による歓迎のダンス。
踊っている生徒のお母さんもいるのでしょうか。
嬉しそうな笑顔です。
新校舎の教室は壁も床も天井も、机もピカピカです。
ラオスでは客人の帰路の安全を願う「バーシーの儀式」があります。
中央の祭壇にはお供え物。果物や玉子、陰になって見えませんが柴田さんの目の前には絞めた鶏が1羽。
儀式の間は祭壇に手を添えなければなりません。
「えらいとこに座ってしまいました」とは後日談。
式が終わると子どもたちは目一杯遊びます。
何でもない大縄跳びがとても楽しそう。
教室の中では折り紙。
作った紙飛行機を力いっぱい飛ばします。
飛ばしたそばから駆け寄って拾い、また飛ばします。
およそ3時間の滞在のあとは、お別れの時間です。
最後まで元気よく、笑顔でバイバイ。
帰国後、柴田さんはこう振り返りました。
「子どもたちの笑顔に囲まれたラオスの開校式の時間は、夢を見ていたような気さえします。日本とラオスの村、同じ地球なのに別世界のよう。でも、だからこそ行った人にしかわからない感動、収穫があると思います。とにかく感動のひとことです」
5時間の道中、休憩に立ち寄ったレストランはメコン川沿い。
山、川、空。嘆息が漏れそうな景色に抱かれたラオスに、親しみを覚えます。
休憩地点からさらに車は走ります。
舗装された道を、ドライバーが飛ばす飛ばす。
ガイド曰く「いい車を手配してもらえたから、張り切っているんですよ」とのこと。
ガイドに促され車を降りると、村人たちが花道を作って待っていました。
子どもも大人も一様に、珍しそうに、少し照れ臭そうにこちらを見ています。
開校式が始まります。
柴田さんを先頭に花道を歩きます。
花束を渡してくれる子、ラオスと日本の国旗を振る子。
先生に「こうするんだよ」と教わった役目を果たすのに一生懸命です。
歩きながら、柴田さんの手には花束が山とばかりに。
最終的にはTOP画像のように、両手に胸に、抱えきれなくなりました。
「ラオスの子どもたち、面白いですよ。私が花を、もう持たれへんぐらい持っていても、持ってきてくれるんです」
一行が花道を歩き終え、式典の席につくと、子どもたちも所定の席へ。
その隣に、ラックハーシップ村に完成した新校舎。柴田小学校です。
子どもたちも喜んで勉強してくれそうです。
旧校舎は木組みの柱と壁に、トタン板1枚を乗せただけの簡素なものでした。
ラオス式の「笙(しょう)」の演奏から始まりました。
日本(雅楽)では顔を覆うように立てて演奏しますね。
ラオス式の演奏法に、日本の一行からは驚きの声が出ました。
エルセラーン化粧品 教育部 向井部長が、1%クラブ石橋顧問、糸谷代表のごあいさつを読み上げます。
書中では翌日訪問の片山小学校を含め「今回のラオス訪問で学校建設170校」となったことに触れました。
柴田さんのごあいさつです。
「今日日本から一緒に来た人たち、そしてここに来られなかった私たちの仲間も、日本でみなさんを応援しています」
柴田さんから学用品のプレゼント。
ノート、鉛筆、サッカーボール。
「この学校でいっぱい遊んで、いっぱい勉強してね」
歓迎のお礼に日本人一行も歌をうたいます。
学校建設テーマソング「白いノート」と
「しあわせなら手をたたこう」
子どもたちも一生懸命真似します。
生徒代表のごあいさつ。
「私たちは毎日休まずに学校に通っています。そして毎日、友達と一緒に学校の掃除をしています」
覚えたてのラオ語で話してくれました。
(ラオ語はラオスの公用語ですが、少数民族の村はその民族の言葉を使うため、学校で習って初めてラオ語を話せるようになります)
予定にない「村からの記念品」をいただきました。
村の代表者が、たくさんある中から柴田さんに渡しました。
「私の顔によう似たのを選んでくれた気がします」
生徒による歓迎のダンス。
踊っている生徒のお母さんもいるのでしょうか。
嬉しそうな笑顔です。
新校舎の教室は壁も床も天井も、机もピカピカです。
ラオスでは客人の帰路の安全を願う「バーシーの儀式」があります。
中央の祭壇にはお供え物。果物や玉子、陰になって見えませんが柴田さんの目の前には絞めた鶏が1羽。
儀式の間は祭壇に手を添えなければなりません。
「えらいとこに座ってしまいました」とは後日談。
式が終わると子どもたちは目一杯遊びます。
何でもない大縄跳びがとても楽しそう。
教室の中では折り紙。
作った紙飛行機を力いっぱい飛ばします。
飛ばしたそばから駆け寄って拾い、また飛ばします。
およそ3時間の滞在のあとは、お別れの時間です。
最後まで元気よく、笑顔でバイバイ。
帰国後、柴田さんはこう振り返りました。
「子どもたちの笑顔に囲まれたラオスの開校式の時間は、夢を見ていたような気さえします。日本とラオスの村、同じ地球なのに別世界のよう。でも、だからこそ行った人にしかわからない感動、収穫があると思います。とにかく感動のひとことです」