イベント

ピンクのバトンがリレーされた…クリスマスフェス1回目閉幕


12月7日に開幕した令和最初のクリスマスフェスティバルは、8日昼にフィナーレを迎えました。
国民的美魔女コンテストで、栃木県のボランティアパートナー、坂村かおるさんがグランプリに輝いたビッグニュースが伝えられて、おおいに盛り上がった1泊2日の祭典。余韻に包まれたまま、フィナーレに「エルセラーンサンタ」に扮した石橋勝会長が登壇。
純白のサンタの帽子姿の糸谷社長との「かけあい漫才」で、感謝のあいさつをしました(写真)。


7日夜のレセプションも盛り上がり、ダンスタイムにはステージ上で東北、栃木、埼玉、京都、滋賀、広島、山口、九州から集まった約230人のみなさんが、クリスマスソングに乗って「美魔女の乱舞」を披露しました(写真)。


ハイライトは、「学校建設のスタートはホームパーティーから」のテーマで行われた糸谷沙恵子社長のステージ。
24歳の時のエルセラーンとの出会い、29歳で社員に。その後、石橋会長にずっと「人として正しい生き方をしなさい」と言われ続けてきた30年をふりかえり、なぜ、国際ボランティアなのか、学校建設なのか、マザーテレサなのか…について、白板を使ってわかりやすく紐(ひも)解きました(写真)。


2009年3月にラオス・タベン村から始まった途上国での学校建設プロジェクトが10年を過ぎたことを受けて、糸谷社長は今秋、「学校のその後、巣立った子どもたちの今」について、提携先のNGO、NPOのみなさんに情報提供を呼びかけました。
さっそく、チョウタリィの会、シャンティ国際ボランティア会から、現地発のビデオメッセージが寄せられました。
それぞれ2014年3月に開校したネパールの「清水小学校」(兵庫県・清水有美子キャプテン)、2014年2月に開校したカンボジアの「土井田小学校」(広島県・土井田瑠瑞子キャプテン)の子どもたちや卒業生、校長先生からの声です。スクリーンで紹介されました(写真)。

土井田小学校から巣立って今、中学校で学ぶ男の子の姿に、土井田さんは「私の孫のようで…。小さかった子どもたちが立派になって感無量です。もっともっと学校をつくっていきたいと思います」と声を詰まらせながら話しました。


12校目の学校建設を決めたボランティアキャプテン、西川千夏子さん(栃木県)は、糸谷社長からの突然の声掛けで登壇。「すべての始まりはホームパーティー。その実践と検証の繰り返しが力になっていきます」と強調しました。

トークの最後に、糸谷社長が西川さんに「学校建設のバトンを会場のみなさんに渡してください」と促すと、西川さんは満面の笑みを見せながら、「ピンクの大きな長ーいバトンですよ」とステージ上でバトンをイメージするパフォーマンス。
みなさんの準備OKの雰囲気を確認したところで、バトンを投げる大きな仕草をして「ポーン」⇒「ギュッ!」と声をあげながら「ピンクのバトン」を会場のみなさんに渡しました。

フェスティバルが終わった夜、西川さんは、弾んだ声で話しました。
「ピンクはエルセラーンピンクです。クリスマスなので赤かな、とも思ったのですが、自然の心の動きでピンクと言っていました。バトンを投げた瞬間に、両手でしっかり受け止めるみなさんのしぐさが、会場いっぱいに広がりました。それで、思わず、『ギュッ!』という言葉になっていました」


【お知らせ】
 2回目のクリスマスフェスティバルは12月14日(土)、15日(日)に。3回目は21日(土)、22日(日)に、いずれもホテルエルセラーン大阪で開かれます。3回目は、これからの申し込みでも大丈夫です。ふるってご参加ください。


トップへ