イベント

プラティープさん来阪…第2弾クリスマスフェスで夜遅くまでQ&A


12月14、15日の2日間にわたって行われた、第2弾のクリスマスフェスティバル。プラティープ財団創設者でラモン・マグサイサイ賞を受賞したプラティープ・ウンソンタム・秦さんがタイから来阪、夫のシャンティ国際ボランティア会常務理事で、近畿大学教授の秦辰也さんと共に、ボランティア報告をしていただきました。


14日午後からの報告会は、秦先生の通訳でスタートしました。



会場のみなさんに配られた「エルセラーン・プロジェクト基金報告書」(写真)にそってプラティープさんが報告。10万人が暮らすバンコク最大のスラム街、クロントイスラムで開設しているプラティープ幼稚園について「エルセラーン1%クラブのご支援によってモンテッソーリ教育を実践してきました。プラティープ幼稚園は、タイ全土のモデル園として毎年、教育省から表彰されるまでになりました」との紹介があると、会場は大きな拍手に包まれました。


夜は、ホテル3階のバンケットルームでレセプションです。プラティープさんも秦先生もステージに上がって、軽快なクリスマスソングにのってダンス、ダンス、ダンス!(写真) プラティープ財団とシャンティ国際ボランティア会からクリスマスプレゼントもいただき、おおいに盛り上がりました。



午後8時ごろから、エルセラーン体験会のプログラムへ。プラティープさんと秦さんは再び、大ホールのステージにあがり、約1時間にわたってみなさんの質問に答えました。2019年を振り返りながら、「地球環境を守る」というエルセラーンの理念に通じるスウェーデンの16歳の環境活動家、グレタ・トゥンベリさんの活躍が話題に。グレタさんと同じ16歳のときに、スラム街で「1日1バーツ学校」を開いて子どもたちの教育支援を始めたプラティープさんは、グレタさんの活動を称賛した後、「私の闘いは、16歳のときから始まりました」と、スラムの天使の起点が「16歳」だったことを明かしました。



夜のQ&Aを終えたプラティープさんは、舞台そでの控室で糸谷沙恵子社長と談笑。「みなさんから、たくさんの質問が出ましたね」と話す糸谷社長に「お体に気を付けてください」と応じました。第2弾の開幕あいさつでも、「美魔女旋風」を巻き起こした栃木県の坂村かおる・ボランティアパートナーを紹介した糸谷社長(写真)。エルセラーン・プロジェクトの基調報告書には、糸谷社長について、こう綴られていました。

<いつも美しい笑顔を絶やさず、表面上は優しいお方ですが、内面は実に芯が強い女性だと拝見しております。何にでも挑戦するお気持ちが豊富で、目の前の困難が大きければ大きいほど熱意を持って解決に挑まれる指導者であると存じます>(プラティープ・ウンソンタム・秦)=原文のまま


トップへ