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2019クリスマスフェス閉幕、子どもたちのメッセージに涙、笑顔、涙…


12月21、22日に2日間にわたって行われた第3弾のクリスマスフェスティバル。フィナーレを飾ったのは、糸谷沙恵子社長による講演「学校建設のスタートはホームパーティから」でした。その中で、東南アジアの現地からの子どもたちのメッセージが紹介され、会場は、涙と笑顔の渦に。「世界平和」への道につながる学校建設の意義を、全員で共有しました。





メッセージで最初に紹介されたのは、ベトナムで2013年9月に開校した西川千夏子キャプテン(栃木県)のソンヴァン・西川小学校と城戸啓子キャプテン(福井県)のプラオ・城戸小学校です。
いずれも認定NPO法人アジア教育友好協会(AEFA)との連携校で前日から出席していた谷川洋理事長が登壇(写真)、映像と写真を使いながら紹介しました。




西川小学校の現在の様子です。
教室は整理整頓され、本がいっぱいです。
谷川理事長は「学校の評判がよくなると、村人たちの気持ちも前向きにかわる。本は、親からの寄付です。現地で評判になっている学校は、ほとんどがエルセラーンの学校です」。




西川キャプテンは「映像から、一生けん命勉強されていることがよく伝わってきました。開校式から1年後に開かれた交流会でも、子どもたちや校長先生(女性)と親交を深めました。校長先生や子どもたちと、心と心がつながっている、お友達のような感情をもったことを思い出しました」。




城戸小学校です。
9年前の開校式の時は、40%ぐらいしか完成していませんでしたが、ブルーのカーテンも付けられ、大切にきれいに使われていることがよくわかります。




城戸キャプテンは「西川さんや私の学校だけでなく、世界10か国に172校が開校しています。その地には、喜びがあふれています。まさしく世界平和につながっています。これからもどんどん学校建設の輪を広げていきたいですね」。




続いて紹介されたのは、カンボジアに2014年2月に開校した、鈴木若花菜キャプテン(静岡県)のスヴァイ・サー・鈴木小学校。提携先の公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)から、ビデオメッセージが寄せられました。
高校3年生になった女の子が、「優秀なお医者さんになりたい」。




鈴木キャプテンは「卒業生が今、あんなに立派な高校生になっている…感慨深いです。植樹した木も大きくなって…。涙がでてきます…」。




サプライズとして最後に紹介されたのが、鈴木キャプテンの小学校の敷地に併設して建設された糸谷社長の糸谷図書館についてのメッセージでした。
図書館を利用して大きくなった小学6年生の11歳の男の子は、「図書館ができたことで、学習環境が変わりました。いろんな本を読むことができて、とても楽しい。僕の夢は警察官になること。社会や僕の家族を助けることができる仕事だと思うからです」。




舞台袖に退場しようとしたときに、「待った」をかけられて、ステージにとどまっていた糸谷社長は、台本にはなかった展開に思わず涙。
すかさず、前田英仁常務が箱ティッシュを持って舞台袖から登場すると(写真)、感動の渦が一瞬、笑いの渦になりました。




笑いと涙が、会場いっぱいに交錯します。
糸谷社長は、「エルセラーンの感動をひっぱる社長にも感動を」という教育部の社員や舞台裏の映像スタッフらの練り上げたシナリオに、笑みをこぼすシーンも。「世界平和のために、命がけで取り組んでまいります」と、しっかりと言葉をつなぎました。
そして、いよいよエンディング。
サンタ姿の石橋勝会長と、純白のサンタの帽子をかぶった糸谷社長が舞台へ。石橋会長と糸谷社長のかけあい漫才のようなあいさつが続く中、最後は「よいお年を…」の言葉で閉幕しました。




【追伸】
初めてのみなさんや、メンバーさん、キャプテンさんと会社が一体となったクリスマスフェスティバル。
最終日に糸谷社長が会場でマイクを向けた
栃木県の植木久子さん(写真)のコメントを紹介して、「クリスマスフェスティバル・ネット特集」のしめくくりとします。

「すごく感動しました。子どもたちの笑顔って、日本も世界も共通で、キラキラしています。そんな子どもたちの『ありがとう』のシャワーを私もつくってみたい。そうすると、きっと何かが変わって新しい人生の出発点になるかもしれない。つくった学校が村を変え、村の未来をつくる。わたしたちは『ハコ(校舎)』をつくっているんじゃないんだ。その村をつくって、未来をつくっている。そういう力を、エルセラーンはつくっているんだ…感動しました」


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