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Q&A事典
学校から巣立った子どもたちの「その後」は
Q&A事典
2018.11.16
学校から巣立った子どもたちの「その後」は
ボランティアキャプテンは、自身の寄付で建設された学校の開校式には、協力してくれたメンバーさんらといっしょに必ず出席しています。
子どもたちとも交流の場を持つので、出席したボランティアキャプテンやメンバーは、子どもたちのことをわが子のように案じています。
提携先の現地のNPOやNGOからは、定期的に現地の様子を冊子などにまとめて1%クラブ事務局に報告されています。その主な内容については、2017年春に出した「世界に広がれ 白いノート」などで、お伝えしている通りです。
タイのスラム街から1%クラブが支援する図書館に通い、ロシアに留学して外交官になり、ロシアのプーチン大統領の通訳をしたオラタイ・プーブンラープ・グナシラーンさん(女性)やラオスでテレビキャスターになったスニタ・ピマソンさん(女性)ら、1%クラブの支援を受けた子どもたちは、社会人となって第一線で活躍しています。ネパールでパン屋さんを開店した5人の女性やカンボジアで小学校の校長先生になった男性などもいます。
1%クラブの活動が縁となり、来日してホテルエルセラーン大阪で働くモンゴルやネパールの子どもたちもいました。
もちろん、すべての子どもたちが順調に社会人になって、安心安全な暮らしを得ているとは思いません。苦しいこと、つらいこと、多くの困難にぶつかっている子どもたちも大勢いると思います。
でも、だからこそ、私たちの支援は不断の努力で続けなくてはいけないと考えています。1人でもおおくの子どもたちにしあわせな暮らしを、たった一人だけでもいいから、その子の心に希望が灯ったら…。
そんな思いを強くしています。