
篠岡小学校があるドン・チュロン村はアンコールワットのある都市シェムリアップから車で30分ほどです。
都市部から近い場所にありながら、幹線道路から外れているこの村は、豊かとは言えません。
卒業生のホロメイさんは式典で次のようにスピーチしました。
「7年前に完成した校舎は、私が今もなお勉強を続ける後押しをしてくれた場所です」
「私の将来の夢は医者になることです。貧しさの中で困っている人を助けられる人になりたいのです」

在校生代表 イータイさん
「日本からお越しのエルセラーンの皆さん、本日はこのドン・チュロンの学校に来てくれてありがとうございます。皆さんに会えてとても嬉しいです。
私は、この学校が大好きです。私の友達もみんな、この学校が大好きだと言っています。今回、学校をきれいにしてくれて、とても嬉しいです。
私たちの『勉強したい』という気持ちを応援してくれて、ありがとうございます。
私だけでなく、友達みんなで一生懸命勉強して、良い生徒になることを、ここにお約束します」

7年後の再会② 校長と市長
ドン・チュロン村がある市の市長は、こう話しました。
「私はこの校舎が竣工した当時、この学校の校長を務めておりました。とても嬉しかったことを今でも覚えております。今は直接子ども達に教えてはいませんが、市長として市の行政の立場から、この学校を見守っていきたいと思っています」
「エルセラーンの皆さん、どうぞこの村に、また何年後でも、何度でも来てください」
学校が人を育て、地域を育てる。
その様子を見ることができたのも、リニューアル開校式ならでは、です。

7年後の再会③ 学校が持つ記念帳
一行の訪問を記念して、篠岡キャプテンが記念帳に書き込みます。
別のページに思わぬ再会がありました。
「ドン・チュロン小学校の新校舎完成おめでとうございます。
未来をになうカンボジアのこどもたちがこの学校から巣立っていくことを願って」
エルセラーン化粧品 エルセラーン1%クラブを代表して
岩見浩史
2011年2月21日
