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2019.12.21
【速報】第3弾開幕…オープニングコンサートはピアニストの平原誠之さん
平原さんの登場に、会場は拍手の嵐に包まれました。
平原さんは神戸市出身。日本作編曲家協会会員。
8歳からピアノを始め、ピアノ、作曲を独習。1999年、阪神淡路大震災復興記念クラシックフェスティバル音楽コンクール作曲部門に参加し、財団法人兵庫県芸術文化協会賞並びに金賞を受賞、若干19歳の快挙でした。
2003年に本格的に音楽家としての活動をスタートさせ、奈良・斑鳩町の聖徳太子ゆかりの尼寺「中宮寺」や伊勢神宮での演奏に続いて、2014年には京都・八幡市の石清水八幡宮で、創建以来初となるピアノ演奏を行いました。
2014年に「日本・エルサルバドル音楽親善大使」に任命され、2015年3月には中央アメリカに飛び、エルサルバドルで行われた「日本・エルサルバドル外交関係樹立80周年記念コンサート」に日本代表として演奏しました。
そして、2018年公開映画「Tokyo Loss」、「輪違屋糸里」(わちがいや・いとさと)で音楽監督を務め、2020年公開予定映画「ぬくもりの内側」でも音楽監督を務めるなど、映画音楽の作曲も手掛けています。
この日は、「アヴェ・マリア」のほか、「オペラ座の怪人 愛のスペシャルメドレー」「クリスマスメドレー」を荘厳に、楽しく奏で上げ、圧巻の30分をつくりあげました。
12月7日に開幕したクリスマスフェスティバル第1弾のオープニングを飾ったのは、初登場のハープ奏者の摩寿意英子(ますいえいこ)さんとソプラノ歌手の中井美内子(なかいみなこ)さん。摩寿意さんは、フランス革命(1789年)でギロチンの露と消えた王妃マリー・アントワネットのハープと同時代のハープを所有。その250年前のハープ(写真左)と100年前のアメリカ製のハープ(写真右)の2台を使って演奏。楽しいクリスマスソングと共に、華やかなルイ王朝時代をほうふつとさせる楽曲を奏でました。
12月14日に開幕したクリスマスフェスティバル第2弾のオープニングコンサートは、摩寿意さんと同じく初登場のクロマチックハーモニカ奏者の海人(かいと)さんと、ピアニストの中村知香子さんでした。
クロマチックは「半音階」という意味があり、ピアノでいう黒鍵の音(♯や♭)も出すことができます。つまり、1本のハーモニカで12音すべての音が出ますので、唱歌やフォークソング、ポピュラー、ジャズまで幅広いジャンルの曲を演奏することが出来ます。
楽曲はクリスマスソングが中心でしたが、葉加瀬太郎の「情熱大陸」なども演奏し、歌うように奏でる旋律に新鮮な感動が広がりました。
海人さんは22歳。奈良県生駒市在住。2013年に全国ハーモニカコンテストで総合グランプリを受賞、日本一になりました。
【お知らせ】
12月21日のフェスティバル初日の会場で、エルセラーン1%クラブから、歳末助け合いの義援金300万円が産経新聞厚生文化事業団に寄託されました。
産経新聞に掲載予定なので、その際、詳報をお届けします。